努力をしても報われないと感じることはありませんか?
ひと一倍努力しているはずなのに結果がついて来ないと、落ち込んでしまいますよね。

自分は才能が無いから何をしても上手くいかないんだ
こんな風に決めつけてしまうこともあるでしょう。
でも少し待ってください。
あなたの努力が報われないのは、単に努力の仕方があまり良くないからかもしれません。
私も報われない過去があったのでよく分かります。
本記事では、報われない過去から抜け出した私が、今すぐ報われ体質に生まれ変わるヒントをご紹介します。


- 『いにしえ』運営者
- ミッションは「会社員が人生の主導権を取り戻すキッカケに」
- 発信軸は❶マインド❷キャリア❸資産構築
- 年収1,000万円のアラサー会社員
- HSP気質の2児の父
- 早期の経済的自立(FI)を目指す
努力には良い努力と悪い努力がある
まず大前提として、努力には良い努力と悪い努力があります。
私が掲げる定義はそれぞれ以下のとおりです。
良い努力 | 悪い努力 |
---|---|
その過程で、精神的充足を感じられる努力 | その過程で、精神的疲労ばかり感じる努力 |
努力は決して楽な道ではありません。
努力する道を選ばなければ、その時間を娯楽に充てられます。好きなテレビやYoutubeをボーっと見ている方が楽しいですよね?
それでも人が努力をするのはなぜでしょうか?
それは紛れもなく、その先に得たい何かがあるからですよね。
- 金銭的な成功
- 理想的なライフスタイルの実現 etc..
人が頑張れるのは、その先の未来に少なからず希望を描けているからなのです。



頑張らなくても南の島で悠々自適できるなら、そうしたい
一方で、どんな分野でも短期間で結果を得るのは難しいもの。
私の経験上は、半年やそこら頑張った程度で大きな成果を得られた試しがありません。



長い時間が継続する必要があるからこそ、疲弊しない工夫が大切なのです
報われ体質に生まれ変わるための5ステップ


以下では、報われ体質に変わる方法を5つのステップでご説明します。
自分のための努力になっているかを確認する



突然ですが、皆さんは誰のために努力をしていますか?
ほとんどの方が自分のためと回答するでしょう。
ですが頭では自分のためだと思っていても、実際にはそうなっていないケースが良くあります。つまり第三者のための努力になっているということです。
例えば、以下のようなケースです。
- 両親が望んでいる進路に進むための勉強
- 会社や取引先の無茶ぶりに答えるための長時間労働
こうした努力は、巡り巡って自分のためになることはあれど、入り口は自分以外の第三者ですよね。
もちろん誰かのために頑張るのは素晴らしいことですが、自分の心には正直でいたいもの。
「利他主義」と言えば聞こえが良いですが、自分の心の声を無視して誰かに尽くすことは「利他主義」ではなく「自己犠牲」です。
誰かのため頑張ると見返りを求めてしまうのも人間の悪いクセです。
しかし誰かのために頑張っても、その人が認めてくれるとは限りません。
- 親の期待どおりの進路に進んだのに、認めてもらえない
- たくさん残業して成果も出したのに、評価してもらえない
こうなってしまうと、残るのは疲労感と虚無感だけ。
努力が報われないと感じるだけでなく、相手に見返りを求める自分にも嫌気が差してしまいます。



まずは自分のために努力しよう
努力の対象と性格のフィット具合を確認する


ステップ2は、努力の対象が自分の性格とフィットしているかの確認です。
当たり前ですが、自分の性格や資質に合わないことを頑張っても報われる確率は低くなります。
イチロー選手がお笑い芸人を目指していたら?
フットボールアワー後藤さん(運動神経悪い芸人)がプロ野球選手を目指していたら?
彼らは今のような結果を手にしていたでしょうか?
断言はできませんが、今ほどは輝いていないでしょう。



合わないことで成功するのは難しいし、辛いですね
私にも思い当たる節があります。
新入社員として営業系の部署に配属されたのですが、そこでは良い実績を残せませんでした。
他の同期と比較しては落ち込む日々でした。
新入社員だから上手くいかないのは仕方ありません。でも、時間が解決する問題とも思えませんでした。
内向的な私にとって、営業という仕事は精神的にも辛いものでした。
精一杯頑張って人並み。頭一つ抜きん出るイメージはまるで描けずにいました。
入社から数年が経過した頃、転機が訪れます。自ら部署異動を希望し、営業以外の職種に就けたのです。
そこでの私は、まさに水を得た魚でした。
メンバーに恵まれたのもありますが、何よりその職種と自分の性格がフィットしていました。
評価も営業時代とは天と地の差でした。



自分にあったフィールドで戦うことは非常に大切です
ゴールまでの時間軸が適切かを確認する


ステップ3は、ゴールまでの時間軸が適切かどうかの確認です。
掲げた目標をいつまでに達成するか。努力について考える上では、これもまた重要な要素です。
結論からお伝えすると、ゴールはなるべく遠くに設定するのがオススメ。
理由は以下の2点です。
- ゴールを短期にしすぎると、挫折しやすいから
- 前倒しで達成することで、自己肯定感が向上するから
大きな目標を成し遂げるにあたって、いちばん多い失敗は諦めてやめてしまうこと。
そして諦めてしまう最大の要因は、自分で掲げたハードルが高すぎることだと考えます。
だからこそ、目標はなるべく長期間に設定し、無理なくコツコツ積み上げるのがベストです。
私は1日・1週間・1ヶ月などの短期スパンで行動目標を設定していますが、結果は年単位で考えています。
短期 ⇒ 行動にコミット
長期 ⇒ 結果にコミット
このバランスがオススメです。
もし前倒しで結果が出たとしても、自己肯定感は高まるだけ。悪いことは1つもありません。
ゴールまでの道のりは、なるべく長めに見積もりましょう。
リフレッシュの頻度を適切に設定する


ステップ4は、リフレッシュの頻度を適切に設定することです。
ステップ3でもお伝えしたとおり、結果は長期スパンで捉えるのがオススメです。
努力は「短距離走」ではなく「長距離走」だからです。
筋トレを例に考えてみてください。月に1日だけ腕立て伏せを10,000回やるよりも、毎日100回継続する方が長い目でみると効果的ですよね。
長く続けるためにも、休息は必須です。
私も過去に寝食を惜しんで仕事に励んだ経験がありますが、体を壊して大変な目に遭いました。
それ以来私は、毎日夜に1時間リフレッシュタイムを取ることを習慣化しています。



努力が報われない時こそ、思い切って休もう
プロセスそのものを楽しみ、報われなくても良いことを知る


ラストステップは、プロセスそのものを楽しみ報われなくても良いことを知るです。



なんじゃそりゃ
当初はステップ4までとする予定でしたので、ステップ5は意味おまけです。でもある意味一番伝えたいことでもあります。
以下の記事でも触れていますが、私たちは幸せになるために生きています。
成功を目指して努力するのは素晴らしいですが、熱が入れば入るほど楽しむのを忘れてしまうもの。


努力のプロセスそのものを楽しみましょう。
結果が出ないときは一度立ち止まってみましょう。
そして、たとえ報われなくてもあなたは素晴らしいことを忘れないでください。
良い結果は、自分を大切にした先に待っている
本記事では、報われ体質になるためのヒントをご紹介してきました。
抽象的な話が多くなってしまいましたが、私の失敗経験も踏まえて大切なことをお伝えしたつもりです。
少しでも読者の皆さんのお役に立てたなら、これ以上の喜びはありません。
良い結果は、自分を大切にした先に待っている
最後まで読んで下さりありがとうございます。