- 毎日やることに追われてばかりで息苦しい…
- 頭の中がいつもモヤモヤしていて楽しくない…
仕事・家事・育児・自己研鑽など、やるべきことが湯水のように沸いてくる現代社会。放っておくと頭の中はモヤモヤで溢れかえってしまいます。
人生の主導権を握ることができず、いつも何かに追われるように生きている人が後を絶ちません。

そう、書く瞑想に出会う前の私のように…
この記事では、書く瞑想(ジャーナリング)を180日間続けた私が感じた絶大な効果をご紹介します。
ちなみにこの記事でいう『書く瞑想』は、習慣化コンサルタント・古川武士先生の著書を指します。



ハッキリ言って超良書。私の人生を変えてくれた一冊です
さっそくポイントから書きます。
私が『書く瞑想』を180日間続けて感じた効果と、オススメしたい人はこちらです。
- 気持ちが超スッキリする
- 悪習慣が減り好習慣が増えた
- 人生の目標が明確になった
- イライラ・モヤモヤを感じがちな人
- 習慣を変えて毎日を充実させたい人
- 自分らしい人生の目標を立てたい人
少しでも人生を変えたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧下さい。


- 『いにしえ』運営者
- ミッションは「会社員が人生の主導権を取り戻すキッカケに」
- 発信軸は❶マインド❷キャリア❸資産構築
- 年収1,000万円のアラサー会社員
- HSP気質の2児の父
- 早期の経済的自立(FI)を目指す
書く瞑想とは
『書く瞑想』は、習慣化コンサルティング株式会社の代表である古川武士氏が書かれた書籍です。
習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役
米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー
関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。約5万人のビジネスパーソンの育成と10,000人以上の個人コンサルティングの経験から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立した。
古川先生はこれまで20冊以上の本を出されており、累計で95万部近くを発行されています。



国内外での講演会も多数開催されているよ



体系化された独自のメソッドが素晴らしいよね
書く瞑想の3つのステップ
書く瞑想は大きく3つのステップから成ります。
日々のプラス感情・マイナス感情を書き出し、ログをとる
日々のログから見えたパターンなどを整理し、5つのワークで振り返る
3ヶ月間の良かったこと・反省点を整理し、次の3ヶ月間における改善行動を整理



順番に見ていきましょう!
書く瞑想(デイリー・ジャーナリング)
最初のステップは「書く瞑想」。1日15分を目安に、日々のログを残していきます。



次の4つに分けて書いていきます
放電ログ | 充電ログ |
---|---|
1日の中で感情・気分・エネルギーを下げたものを箇条書きする | 1日の中で感情・気分・エネルギーを上げたものを箇条書きする |
放電セルフトーク | 充電セルフトーク |
---|---|
放電ログで洗い出した要素について、その場で湧き出てきた感情を思うがままに書き出す | 充電ログで洗い出した要素について、その場で湧き出てきた感情を思うがままに書き出す |



放電・充電という考え方がユニークだね



ちなみに書くタイミングは自由。私は朝イチでやってるよ
書く片付け(マンスリー・ジャーナリング)
日々のログが取れたら、それを月に1回整理します。本書では「書く片付け」と呼ばれています。



書く片付けは5つのワークに分かれていて、所要時間は1時間程度です



1時間も!? 結構長いね…



これがね、やってみると面白くてあっという間なんだわ
5つのワークの詳細は割愛しますが、デイリー・ジャーナリングで取った放電・充電ログのパターン化や、価値観を図示することから始まり、最終的には日々のスケジュールに落とし込みます。
1日の過ごし方にまで落とし込むことで、1ヶ月ごとに日々の行動習慣が着実に変わっていくんですね。
書く習慣化(クウォーター・ジャーナリング)
最後のステップは3ヶ月ごとのクウォーター・ジャーナリング「書く習慣化」です。
3ヶ月間の良かったこと・良くなかったことを書き出し、改善策を書きます。目安は15分。



この3つのステップを回すことで、人生が少しずつ好転していきます



最初は大変そうだけど、続けると楽しくなってきそうだね!
書くことにより期待できる3つの効果
- そもそも何で書くことにこだわるのか?
- 頭の中に感情を浮かべるだけではいけないのか?
こんな疑問を抱いたかもしれません。これについては断言できます。



手を動かして書くからこそ効果があるんです
本書で書かれている書くことの3つの効果について、以下私なりの言葉で説明します。
ネガティブ感情がスッと消えていく
まずはなにより、書くことでネガティブな感情がスッと消えていきます。
感情というのは不思議なもので、頭の中でモヤモヤ考えていても永遠にスッキリしません。それどころか、ネガティブな感情は放っておくとどんどん膨れ上がっていきます。
明日の会社嫌だな…と思っていたら、どんどん嫌な気持ちが増幅していった、なんて経験ありませんか?



この負の感情連鎖を断ち切る必殺技が「書く」なのです
テキサス大学のジェームズ・ペネベーガー博士の研究によれば、毎日就寝前に20分間感情を書き出した人は、数週間でうつや不安が改善し、ストレスが大幅に減少。1ヶ月後には、血圧の低下や免疫力の向上が確認されています。
書くことはメンタルに良いという事実は、科学的にも証明されているのです。
感情を客観視できる
書くことで自分の感情を客観視する効果もあります。
ジャーナリングをすると、自分の感情が外に吐き出されます。それまでは頭の中で渦巻いていた感情が、紙の上で可視化されることになります。
すると不思議なことに、同じ自分の感情であるにも関わらず、初めて目にしたような感覚に陥るんですよ。



私はこんなちっぽけなことで悩んでたのか…
なんて思うこともしばしば。
これは頭の中で考えていたら、絶対に起こり得ないこと。自分の感情を紙に吐き出すからこそ、冷静な判断ができるのです。
自分一人で気づきが得られる
客観視の話と似ていますが、書くことで自ら気づく効果もあります。
コーチングの世界では、自分が話した言葉で自ら気づくことをオートクライン効果と呼びます。誰かと対話をすることで、自分の心の奥底にあった感情にハッとすることがあるんですね。
これを自分一人でできてしまうのが、書くことのスゴさ。
遊戯王じゃないですが、もう一人の自分と対話することで、新たな視点や解決策が思い浮かぶことがあるんです。



もう一人のボク、懐かしいね…
書く瞑想を始める前の私
書く瞑想を始める前の私は、小さな悩みをいくつか抱えていました。
- 夜更かしがやめられない…
- 朝はギリギリまで起きられない…
- 嫌いなタスクを先延ばしにしてしまう…
- 誰かの言動についイラっとしてしまう…
- ストレスで暴飲暴食をしてしまう…
- 将来に漠然とした不安を抱えている…etc…



ひどいもんだね
そんなある日、ひょんなことから本書に出会います。たしかSpotifyのラジオ配信で古川先生を知り、Amazonで調べて本書を手に取ったんですよね。



ジャーナリングか…。よく耳にするけど、本当に効果あるんかね
なんて期待せずに読み始めたのですが、ビックリ仰天。すべての内容が私の心という心に突き刺さりました。
1日あまりで読破し、翌日から早速ジャーナリングを始めていたのです。日本先延ばし選手権第3位の私が、です。
書く瞑想を180日間続けて感じた効果
この記事を書いている2023年2月時点で、書く瞑想を始めてから180日前後が経過。およそ半年間続けたことになります。



どうだった?
たった半年続けただけで、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)は大きく向上しました。
感情を吐き出すと超スッキリする
まずは何より、ジャーナリングによって気持ちが晴れやかになりました。
今まで気づいていなかったのが不思議なくらいですが、日々生きているとモヤモヤする出来事は山ほどあります。
- 急にどうでもいい仕事を振ってくるなよ…
- 確定申告の期限が近づいてきた。メンドクサイ…
- なんか最近体の調子が悪いな…etc
1つ1つは悩みなんてレベルではなくとも、積み重なると頭がパンクします。私は元々マルチタスクが苦手なので、すぐキャパオーバーになるんですよね。
でも書く瞑想を始めてからは、キャパオーバーになることがほぼ無くなりました。



頭の中がいつもクリア!
好習慣がいくつも始められた
日々の充電ログにより、自身のエネルギーを高める要素が明らかになりました。
そして何ヶ月か分析を続ける中で、良い習慣をいくつか始められました。例えば以下のような習慣です。
- 朝活
- 筋トレ
- ランニング
- 瞑想(書かない方)
- Twitter・当サイトでの発信etc…
大それたことはしていませんが、日々の小さな行動が変わることで、人生が着実に進んでる感じがします。
なにより、エネルギーが高まる習慣(充電習慣)をたくさん取り入れることで、ポジティブな時間が確実に増えました。
悪習慣がいくつもやめられた
悪習慣をやめられたのも大きいです。
思いつくだけでも、以下のようなものが挙げられます。
- ネガティブな気持ちのまま過ごす
- 夜遅くまでTVやYoutubeを見る
- タスクの先延ばし
- 暴飲暴食etc…
これらはすべて、日々の放電ログで書き出した悪習慣たち。すぐにはやめられないものもありましたが、好習慣が定着するのに比例して減っていきました。



ネガティブなエネルギーを紙に解き放った効果だね
自分らしい人生の目標が立てられた
日々の充実だけでなく、将来のイメージも明るくなりました。
マンスリー・ジャーナリングで自分の価値観やビジョンを明確にすることで、ありたい自分が分かってきます。面接対策で作り上げた偽りの自己分析とは違い、自分の本心が望む未来が見えてきます。



このサイトを立ち上げたのも、ジャーナリングの効果なんだよね
自分らしい人生の目標を立てたい人には、『書く瞑想』を本気でオススメします。
書く瞑想に対する世間の声



私の話はこの辺にして、Twitter上の声を聞いてみましょう



確かに、図や実例が豊富で超実践的なんだよね!
必要なものは紙とペンだけ
さいごにまとめです。
- 気持ちが超スッキリする
- 悪習慣が減り好習慣が増えた
- 人生の目標が明確になった
- イライラ・モヤモヤを感じがちな人
- 習慣を変えて毎日を充実させたい人
- 自分らしい人生の目標を立てたい人
ジャーナリングと聞くと、なんだか大変そうな印象がありますよね。



夏休みの日記すらしんどかったのに、私にできるかな…?
なんて弱気になる気持ちも分かります。なにせ私も最初はそう思っていたので。
でも騙されたと思って本書を手に取ってみて下さい。
驚くほど分かりやすく書かれているので、ジャーナリングのジャの字も知らなくても、気軽に実践できるはず。そしてその効果に驚くことでしょう。
必要なものは紙とペンだけ



あなたも、人生をちょっとだけ変えてみませんか?
最後まで読んで下さりありがとうございました。