- 仕事が辛すぎる
- 自分はサラリーマンに向いてないのかな
こんな風に悩んでいませんか?
サラリーマンとして週5日働くのって本当に大変ですよね。
- 毎日決まった時間に起きて
- 時には満員電車に揺られて
- 繁忙期になると長時間残業して
- 嫌な上司にあたっても嫌々従って etc..
世の中みんな本当によく頑張っていると思います。
ちなみに私はサラリーマンに向かない自称社会不適合者。あなたの悩む気持ちは痛いほど分かります。
今でこそだいぶ辛さは解消されましたが、入社直後なんてひどいものでした。「サラリーマン 向いていない」と検索した回数でギネス記録に載っているかもしれません。
でもそんな私も元気に生きているから大丈夫。対策が無いわけではありません。
本記事では、サラリーマンに向いていない人の特徴と、向いていない人が取るべき打開策をご紹介します。

- 『いにしえ』運営者
- ミッションは「会社員が人生の主導権を取り戻すキッカケに」
- 発信軸は❶マインド❷キャリア❸資産構築
- 年収1,000万円のアラサー会社員
- HSP気質の2児の父
- 早期の経済的自立(FI)を目指す
サラリーマンは誰にとっても楽じゃない
大前提として、サラリーマンはある程度辛くて当たり前です。
理由は明確。会社とは株主のための組織であり、労働者たるサラリーマンのための組織ではないからです。
その会社の株式を買った株主に利益を還元できるよう、私たち労働者は汗水たらして働く。経営者は株主に対する責任を負っているから、労働者に対し厳しい要求をしてくる。
もちろん労働者がストライキを起こさないレベルの報酬や労働環境は用意しますが、必要以上に報いてくれることはありません。
安定給与と引き換えに自由を失っているのだから、サラリーマンは辛くて当たり前なのです。

サラリーマンは誰だって楽じゃないんだね。。
サラリーマンに向いていない人の9つの特徴
冒頭では、サラリーマンは誰にとっても楽じゃないことをお伝えしました。
とはいえ個々人が感じる辛さにはグラデーションがあります。



多少は辛いけどサラリーマンは向いてる方かも
こんな風に感じる人も中にはいるんですよね。
ではサラリーマンに向いていない人とは、どんな人でしょうか。
以下では、サラリーマンに向いていない人の特徴をご紹介します。ご自身が当てはまるかどうか、チェックしてみてください。
ルールに縛られるのが苦手
組織のルールに縛られるのが苦手な人は、サラリーマンに向いていないでしょう。
会社には数え切れないほどのルールがあります。大企業ほど古いルールや意味不明な暗黙知が多い傾向にあります。
仮にあなたが、とある業務のやり方に疑問を持ったとしましょう。
思い切って上司に疑問を投げかけたら、「これが我が社の伝統的なやり方だ。とにかく他のやり方は認められん」と言われたらどう思いますか?
もしどうしても嫌悪感を感じるようなら、サラリーマンには向いていないかもしれません。
納得できなくても組織のルールには従う。それができないとサラリーマン生活はとても苦しいものとなります。
非効率や無駄が苦手
非効率や無駄が苦手な人もサラリーマンには不向きです。
多くの会社は非効率と無駄で溢れています。むしろ会社は非効率と無駄でできている、といった方が適切かもしれません。
- 目的意識の薄い会議
- 読んだらゴミ箱いきの資料
- メールの冒頭に入れる「お疲れ様です」etc..
挙げるとキリがありませんが、会社で働いているとあらゆる非効率・無駄が目につきます。
これをまあいっかと受け流せる人はノーストレスです。
もしこれらの非効率・無駄が許せないと感じるなら、サラリーマン生活は苦痛そのものでしょう。



ちなみに最近の私は、無駄を取っ払うことに注力しています
他人に指示されるのが苦手
他人に指示されるのが苦手な人も厳しいですね。
サラリーマン社会は終わりなき階級社会。上の人から指示される日々は、退職するまで決して終わりません。
- 課長になれば部長から指示される
- 部長になれば役員から指示される
- 役員になっても社長から指示される
- 社長になっても…
組織方針の変更で、〇〇君にはA業務をお願いすることになった。頼んだよ。
業務命令はあなたの意志と関係なく降ってきます。Noと答える選択肢は基本的にはありません。
例え理不尽な指示ではなかったとしても、他人に指示されること自体が我慢ならない。そう感じる人はサラリーマンには適さないでしょう。
他人に評価されるのが苦手
他人に評価されるのが苦手な人も、サラリーマン向きではないでしょう。
会社には評価制度があります。あなたの仕事のパフォーマンスは、上司が評価しますよね。
当たり前の慣習がゆえに、ほとんどの人は評価されること自体には違和感を覚えません。評価が良いと嬉しい。評価が悪いと悲しい。その程度でしょう。
しかし中には、他人に評価を下されること自体が気にくわない人もいるようです。



お前に俺の何が分かるんだ!俺の評価は俺が決める!
こんな風に思ってしまう人は、サラリーマン社会では生きづらいことでしょう。
大勢の人と関わるのが苦手
大勢の人と関わるのが苦手な人も、サラリーマン生活との相性は最悪です。
会社組織は多くの人の関わりの中で成り立っています。社内外問わず日々たくさんのコミュニケーションが交わされますよね。
もちろん職種によってはコミュニケーションが最小限の仕事もありますが、1日中誰とも話さない(メールやチャットもしない)仕事は多くないでしょう。
私のようにやや内向的な気質を持った人にとって、大勢とのコミュニケーションは心の負担になります。
しかし人との関わりを避けては通れないのがサラリーマン。
1人で黙々と過ごす時間を好む人にとっては、厳しいものがあります。
朝早く起きるのが苦手
早起きが苦手な人もサラリーマンには向きません。
お寺の修行僧に比べると大したことありませんが、会社勤めをする以上、朝は早めに起きる必要があります。
最近では定時の無いフルフレックス制度を導入する企業も増えていますが、それでも流石にお昼まで寝ているわけにはいきませんよね。
- 前日の夜がどれだけ遅かろうと
- 体調が少しばかり悪かろうと
眠い目をこすってベッドから抜け出さねばなりません。
このように、早起きが苦手な夜型サラリーマンはビハインドを追っているのです。



特に冬は辛いんだよね。冬は始業を3時間くらい遅らせたい
同じことの繰り返しが苦手
同じことの繰り返し(ルーティン)が苦手な人も、サラリーマンに向いているとは言い難いです。



ルーティンが少ない職種を選べばいいんじゃない?
この指摘はもっともですが、実はそれだけでは解決できません。なぜなら、サラリーマン生活そのものが同じことの繰り返しだからです。



例えば、次のようなイメージです
- 朝は同じ時間に起きる
- 同じ時間帯の電車に乗る
- 同じオフィスに出社する
- 同じ人達と顔を合わせる etc..
もちろん日によって多少の違いはあると思いますが、大きな流れは似たようなものですよね。
同じような生活を40年近く続ける。こう想像しただけで嫌な気持ちになる人は、サラリーマン生活は理想ではないはずです。
お酒や飲み会が苦手
お酒や飲み会が苦手な人もサラリーマンにピッタリとは言えませんね。
会社で働いていると、事あるごとに飲み会が開催されます。
- プロジェクトや企画のキックオフ
- 新年会
- 暑気払い
- 忘年会
- 歓迎会
- 送別会 etc..
飲み会好きな人が集まるチームでは、上記のほかにも頻繁に飲みに行く機会があるでしょう。
でもこれは飲み会嫌いにとっては地獄。毎回断るのも気が引けますよね。
お酒とサラリーマンはもはや一心同体。飲み会が苦手なサラリーマンは、会社での居心地が悪くなりがちです。



コロナ以降は、かなり飲み会も減ったね。時々ならいいんだけど
社内政治が苦手
社内政治もサラリーマンなら必須の能力。
自分の立場を良くするためにも、社内での立ち回りは上手くやっておきたいですよね。
- 新しい人脈を積極的に築く
- 敵をなるべく作らない
- 味方をなるべく多く作る
- 偉い人に気に入られる努力をする etc..
言葉だけ見ると簡単そうに思えますが、苦手な人にとってはこれが難しいのです。
人に媚びる暇があったら早く仕事を片づけて帰りたい。こう思う人もいるでしょう。
ですが組織に努める以上、社内政治力が無いと昇進等で不利になるのは事実。そういう意味では社内政治が苦手な人もサラリーマン向きではありませんね。
サラリーマンに向いていないと人生終わり?


ここまでサラリーマンに向いていない人の特徴を見てきましたが、どう感じましたか?



意外と自分はサラリーマン向いているのかも
と思った人もいるかもしれません。



やっぱり自分は向いていないんだ。人生終わりだ
このように肩を落とした人もいるかもしれません。
でも大丈夫。たとえサラリーマンに向いてなくても、人生終わりなんてことは決してありません。
サラリーマンに向かない人が取るべき4つの打開策
サラリーマンに向いていない人にも、打開策はあります。
むしろサラリーマンに馴染める人では辿り着けない領域に辿り着く可能性が高いです。



ポジティブに考えよう!
以下では、サラリーマンに向いていない人が取るべき4つの打開策をご紹介します。
転職する
サラリーマンは転職してもサラリーマン。転職をしても根本的な解決にならないことが多いです。
しかし人によっては転職で状況を大きく改善できる可能性があるのも事実。今の会社の社風や文化があなたに合っていないだけなら、転職によって働きやすさを感じられるようになるかもしれませんよ。
サラリーマンに向いてないんじゃなくて、前の会社に向いてなかっただけじゃん。サラリーマンでも毎日楽しい!
こんな風に感じられる日が来るかもしれないのです。



とはいえ転職って大変そう..
転職経験のない人にとって、初めての転職は大きなハードル。不安に思う気持ちはよく分かります。
でも転職経験がある私が断言します。



転職って意外とサラッとできちゃいますよ!
職務経歴書の作成や面接の準備など超えるべきハードルはありますが、一度の転職で人生を変えられる可能性を考えたら、やる気が沸いてきませんか?
ご自身の性格タイプと今の職場が合っていないと感じるなら、転職はかなり有効です。
独立・起業する
転職ではダメだ。今の会社に合わないんじゃなくて、サラリーマンそのものが耐えられない。
そんな人には、独立・起業という選択肢もありますね。



ここでいう独立には、フリーランスも含みます
サラリーマンが辛いと感じる理由の多くは、ものごとを自分でコントロールできないことに起因します。
だからこそ独立・起業すれば、サラリーマン時代に感じていたストレスの多くは解消する可能性があるのです。
- 何時に起きてもいい
- 何時に始業・終業してもいい
- ムダな会議や飲み会もない etc..
サラリーマンであれば当たり前にすべきことも、取引先に迷惑をかけない限りはしなくていい。書いている私も羨ましく思えてきました。
しかしながら、独立・起業には当然リスクが伴います。ある日突然収入が途絶えても誰も助けてくれませんし、そもそも生活を賄えるだけの収入が確保できる保証もありません。



私には、いきなり会社を辞めて独立する勇気はありません
もしあなたが独身で、家族を露頭に迷わせる心配がないなら、自己責任で独立・起業するのも1つの手ではあります。
副業する
いくらなんでもいきなり独立するのはハードルが高いな。そう感じる人には副業がオススメです。



副業したって、サラリーマンを続けたら解決にならなくない?
確かにそうとも言えますが、意外とそうでもないのも事実です。
これは私の持論なのですが、サラリーマンが辛いと感じる理由の1つに「この生活が何十年も続くと思うと耐えられない」があります。定年まで今のままの状態が続く、と思うから余計に辛いんですね。
副業を始めると、時間をかけてゆっくりと自分の事業を育てることができます。



いつか大きな収益柱になることを夢見つつね
つまり副業を始めることで、「未来の生活が今よりも良くなる」という希望を抱くことができるのです。
なお、ひとくちに副業といっても種類は色々ありますが、私のオススメは実績や制作物が資産として積みあがる副業です。



資産になる副業の方が、時間を追うごとに稼ぎやすくなる傾向があるよ
例えば下の表のようなイメージです。
資産として積みあがる副業の例 | 資産として積みあがらない副業の例 |
---|---|
セミナー業 デザイナー/カメラマン等としての活動 ブログ/Youtube等のコンテンツ制作 etc.. | アルバイト ウーバーイーツ配達員 文字入力などの単純作業 etc.. |
サラリーマンに向いていない人こそ、副業をすべき人。生活に彩りが生まれるのでオススメです。
投資で早期リタイアする
投資により早期リタイアを実現できれば、サラリーマン生活とはオサラバできます。
最近ではFIREという概念が若者を中心に広まり、早期リタイアを目指す人が増えてきた印象です。



みんなサラリーマン生活に嫌気が差してるんだろうね



FIREって何?という方は、こちらの記事をご覧ください
私がオススメしたいのは、インデックス投資を中心とした長期投資。個別企業への投資によるデイトレードやFX(外国為替証拠金取引)は原則オススメしません。
インデックス投資であれば、焦らず長い年月をかけて資産を積み上げられるため、初心者の方にはうってつけですね。



あなたもFIREを目指してみませんか?
さいごに



さいごに、本記事のおさらいです!
- ルールに縛られるのが苦手
- 非効率や無駄が苦手
- 他人に指示されるのが苦手
- 他人に評価されるのが苦手
- 大勢の人と関わるのが苦手
- 朝早く起きるのが苦手
- 同じことの繰り返しが苦手
- お酒や飲み会が苦手
- 社内政治が苦手
- 転職する
- 独立・起業する
- 副業する
- 投資で早期リタイアする
サラリーマン生活を長く続けると、ほかの生き方は無いかのように感じることがあります。
しかし実際にはそんなことはありません。確かに今すぐ脱サラするのは難しいかもしれませんが、戦略を立てて長期間取り組んでいけば、いつか今の生活から抜け出せる可能性はあるはずです。
サラリーマン生活を続ける間も、転職によって今より自分らしい働き方を実現できるかもしれません。
私自身、サラリーマンに向いていないと自覚した入社式の日から、貯蓄やインデックス投資に励んできました。早くに始めたこともあり、20代で3,000万円の資産を作れました。
転職を通じて、少しでも自分に合った環境で働く努力をしました。
そしてアラサーになった今、少しずつですが確実に、人生が良くなっていることを感じています。



サラリーマン生活も、以前よりは苦痛に感じません
だからあなたもきっと大丈夫。自分を信じて行動を続ければ、いつか明るい道が開けるはずです。
私と一緒に、人生の主導権を取り戻しましょう!
最後まで読んで下さりありがとうございました。