- やりたいことが見つからない
- 夢を実現して輝く同世代がまぶしい
- やりたいことってどうすれば見つかるんだ…
こんな悩みを抱えていませんか?
私も20代前半の頃は同じ悩みを抱えていました。特に就職活動のときは、やりたいことが無さすぎて不安でした。もどかしいですよね…。
でもそんな私も今は30代。ようやく、やりたいことが見つかりました。
だから安心してください。20代でやりたいことが見つからないのは、特別なことではないのです。

とはいえ、見つかるに越したことはないよね…?
そこでこの記事では、以下の内容をお届けします。
- 20代でやりたいことが見つからない理由
- やりたいことを見つける4つのステップ
最後まで読んでもらえば、あなたの漠然とした不安が少しやわらぐはず。ぜひご覧ください。


- 『いにしえ』運営者
- ミッションは「会社員が人生の主導権を取り戻すキッカケに」
- 発信軸は❶マインド❷キャリア❸資産構築
- 年収1,000万円のアラサー会社員
- HSP気質の2児の父
- 早期の経済的自立(FI)を目指す
やりたいことが見つからない20代は多い
やりたいことが見つからない20代は多いです。
「しらべえ」が2020年に実施した調査によれば、20代でやりたいことが分からない人の割合は以下のとおり。
男性:46.2%
女性:55.8%



男女で差があるけど、だいたい半数だね



前後の年代(10代・30代)と並べると、こんな感じ



年齢を重ねるごとに、割合が減っていく傾向があるね



女性の方が「やりたいことが見つからない人」が多いことも分かるね
このデータを見てあなたはどう感じましたか?
やりたいことが見つからないのは、自分だけじゃない。そう思うと少し安心しませんか?
20代でやりたいことが見つからない理由
そもそも20代でやりたいことが見つからないのは、なぜでしょうか。
私は以下の4つが理由だと考えます。
- 自己分析ができていない
- 世間体や待遇を気にしすぎている
- 失敗を恐れている
- 学生しか経験していない
自己分析ができていない
自己分析ができてないと、当然やりたいことは見つかりません。
- どんな仕事に適性があるのか
- どんなことに喜びを感じるのか
- どんな生活を送りたいのか
これらをしっかり把握できている20代は、どれだけいるでしょうか。私の肌感覚では、かなり少ないです。



就職活動のために自己分析したもん!だから僕は大丈夫!



それ本当にできてる?
確かに就職活動に備えて自己分析はしたかもしれません。ですが、企業へのPR用に作りこんだ分析になってませんか?
本当にやりたいことを見つけるには、それでは不十分。
自分の本心にとことん向き合う。そうしてはじめて、深い自己分析ができたと言えるのです。
世間体や待遇を気にしすぎている
世間体や待遇を気にしすぎるのも、あまり良くないですね。
就職活動をすると、多くの人は世間体や待遇を何よりも重視します。
- 合コンでモテたいから、有名な企業じゃないと嫌だ
- 親や親せきに自慢したいから、有名な企業じゃないと嫌だ
- 平均年収が1,000万円を超えない企業は嫌だ
世間体や待遇で就職先を絞り込む人はとても多い印象です。



この考え方が必ずしも悪いとは言いません。私も同じだったので…
ですがやりたいことを見つける上では、この考え方はあまりオススメしません。選択肢を必要以上に狭めてしまうからです。
本気でやりたいこと見つけたいなら、一度は世間体や待遇を度外視して考えたい。



十分考えた上で世間体や待遇を重視するのは全然OK
失敗を恐れている
失敗を恐れすぎるのも、やりたいこと探しを阻む要因の1つ。失敗したくないあまり、やりたいことを心の奥底に押し込めてしまうからです。
- 本当は会社員になりたくない
- フリーランスや起業家になりたい
- 俳優になりたい
- 小説家になりたい etc…



でも失敗したらどうしよう…
あなたもこんな風に思っていたりしませんか?
こういう人は、やりたいことが見つからないんじゃない。自分で夢を無かったことにしてるのです。



イメージを簡単に図示するとこんな感じ


失敗を恐れるのは決して悪いことではありません。それによって避けられる不幸もあるからです。
ですが行き過ぎた恐れは、あなたのやりたいこと探しを邪魔する可能性があります。
学生しか経験していない
これはすべての20代に当てはまる理由ではありませんが、もう1つだけご紹介します。
その理由は、学生しか経験していないからです。
やりたいこと探しをする人の多くは、就活生だと思います。あるいは就職したばかりの若手社会人かもしれませんね。



そりゃあ悩んで当然だよ
何年も学生として過ごしてきた人に、「やりたいことを見つけろ!」だなんて無茶な話。生まれたばかりの赤ちゃんに「立ち上がれ!」と叫ぶようなものです。
社会人経験がない(あるいは浅い)のだから、やりたいことなど見つからなくて当然です。
やりたいことって見つける必要あるの?
そもそも、やりたいことを見つける必要はあるのでしょうか?
やりたいことがないと、ダメな人生なのでしょうか?



私の答えはNOです
20代前半の頃、私は色んな大人にこう質問しました。「やりたかったことはできてますか?」と。



めんどくさい質問…
何人かの素敵な人が、こう答えてくれました。「やりたいことなんて未だに分からん。それでも人生楽しいよ」。
そのとき私は悟りました。やりたいことを見つけるだけが人生じゃないのだと。
- 人生の最期をいかに後悔なく迎えるか
- そのためにどんな日々を過ごすか



結局これに尽きる。やりたいこと探しは1つの手段だと悟ったんです
とはいえ、やりたいことが見つかるに越したことはありません。メリットが多いからです。
- ゴールが明確だから頑張れる
- 活動・キャリアに一貫性が生まれる
マストではないけど見つかったら素敵。これが私の意見です。
やりたいことが見つからない20代に対する世間の声



ここで一度、世間の声を聞いてみよう



みなさんの声をまとめると、こんな感じでしょうか
- 20代でやりたいことが見つからないのは当然
- だから焦らなくて大丈夫
- まずは色々チャレンジしよう
- 「やれること」を増やすと良いよ
- 学生時代に楽しかったことがヒントになるかも



励みになるメッセージばかりだね
やりたいこと探しは消去法でもOK!
世間の声を聞いて、どう思われましたでしょうか。
- 焦らなくていいのは分かったけど、できれば早く見つけたい…
- 色々チャレンジしろって言うけど、何からチャレンジすればいいのさ…
こんな風に思われたかもしれません。
そんなあなたに向けて、私からもメッセージを1つ追加させてください。



「やりたくないこと」から消去法で探すのも、全然OKだよ
押してダメなら引いてみよ
やりたいことが見つからないなら、その逆を探せばいい。
消去法だって恥じる必要はありません。結果的にやりたいことが見つかるなら、どんなアプローチでも良いと私は考えます。
【小筆流】やりたいことを見つける4つのステップ
この章では私小筆アラン(@aran_kofude)の考え方をご紹介します。
題して、【小筆流】やりたいことを見つける4つのステップ。



さっそくご紹介します
私が考えるファーストステップ。それは「やりたくないこと」のリストアップです。



例えば次のような感じ
- 不規則な生活リズムで働くこと
- 働く時間・場所が制限されること
- 転勤を強いられること
- 安い給料でこき使われること
- 結婚や出産がしずらい環境で働くこと etc…



もちろん仕事以外のことでもOKだよ!



ちなみに私はこんな感じ
- 営業の仕事
- 働く場所が制限されること
- 安い給料でこき使われること
- 不規則な生活リズムで働くこと
- 極端に体育会系の職場で働くこと
- 転職が悪とされる職場で働くこと
- スキルが身につかない仕事をすること
- 成果でなく働いた時間で評価されること etc..
STEP1ができたら選択肢がだいぶ絞れるはず。そしたら次に「やれそうなこと」をリストアップします。



やり方はSTEP1と同じでOK



STEP1で挙げた「やりたくないことの例」を裏返すと、こんな感じ
- 夜勤のあるシフト制の仕事以外なら良いかも!
- フルリモート可の仕事なら良いかも!
- 転勤がない会社なら良いかも!
- 平均年収が〇〇万円くらいある会社なら良いかも!
- 育児休暇制度がある会社なら良いかも! etc…



STEP1でしっかり絞り込めば、やれそうなことが見えてくるね



説明を簡素化するために仕事を例にとってますが、プライベートのトピックでもやり方は同じです
「やれそうなこと」がリストアップできたら、あと行動するのみ。ひたすらチャレンジしましょう。
チャレンジに際し1つだけポイントがあります。それは以下です。



この順番を間違えて後悔する人は多い気がします
ここまで来たらあとはチャレンジしながら適性を見極めるのみ。
- 自分に合っていたら、その道を極める
- 自分に合っていなければ、別の道にチャレンジする
やるべきことは至ってシンプルです。
私は20代前半の頃からこの方法を実践してきました。
もちろん最初はうまくいきません。何度も迷ったり悩んだりしました。
何度もSTEP1~4を繰り返すことで、自分にあった生き方(≒やりたいこと)を見つけられたのです。
決して真新しいテクニックではありませんが、効果はあると自負しています。
やりたいことが今見つからなくても、道は開ける
最後に記事のポイントをまとめます。
- 自己分析ができていない
- 世間体や待遇を気にしすぎている
- 失敗を恐れている
- 学生しか経験していない
繰り返しますが、やりたいことが見つからなくても焦る必要はありません。20代なんてある意味そんなものです。
やりたくないことを徹底的に見極める。やれそうなことを徹底的にやる。チャレンジしながら試行錯誤する。
このサイクルを愚直に繰り返せば、きっと道は開けます。
最後まで読んで下さりありがとうございました。